甘い誘惑、チョコにはご注意を!
皆さまこんにちは。
かわにし動物病院のスタッフです。
2月にも入り、そろそろバレンタインが近づいてきております!
チョコレートをよくみる機会が増えてくる頃ですね(*^_^*)
実際スーパーやコンビニに並んでいるのを最近よく見かけます。
チョコレートが大好き!という方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
ちなみに、私はチョコレート大好きです(・∀・)♪
そんな人間に好まれるチョコレートですが
わんちゃん、ねこちゃんにとっては毒になってしまうのです!
バレンタインも近くなってきましたので
今回はチョコレートについてお話し致します。
チョコレートは人間が食べる分には問題はないですが
わんちゃんねこちゃんが食べてしまうと
嘔吐や下痢、失禁、痙攣や昏睡状態に陥って
最悪の場合死んでしまうこともあるので
わんちゃんねこちゃんにとっては恐ろしい食べ物です。
では、なぜ人間は食べても問題がないのに
わんちゃんねこちゃんはそんな症状がでてしまうのでしょうか。
チョコレートには、テオブロミンというものが含まれています。
わんちゃんねこちゃんは、このテオブロミンの分解に
とても時間がかかるため、体の許容量を超えやすく
中毒症状を起こしやすいのです。
発症までは数時間から半日ほどかかります。
そして、テオブロミンを効果的に解毒させる薬はありません。
治療は対処療法になってしまいます。
中毒にならないために、わんちゃんねこちゃんが
食べてしまわないような場所で保管を心がけ
人間が食べる際も注意を怠らないことが大事です。
万が一、食べてしまった場合は
吐かせる処置をし、体内に吸収されないようにします。
時間が経ち過ぎていると、既に体内に吸収されてしまいます。
食べてしまったらすぐにご連絡、ご来院ください。
チョコレートの恐ろしさいかがでしたでしょうか(-_-;)
これからの時期、特に注意していきましょう!